12月から3月に欧州産の冬黒トリュフは広範囲で収穫され、有名な産地にフランスペリゴール地方があります。
他の産地でいうと、スペインはかなり広範囲に人工栽培を確立しており、安定した品質が高評価されています。
弊社の黒トリュフは、白トリュフ農家の広大なネットワークを活かし、イタリア産が中心になります。
マルケ州やウンブリア州はイタリア国内では黒トリュフの産地として高評価ですが、弊社の黒トリュフも主にその２州からの輸入になります。
季節が真逆の南半球では6月から8月に冬黒トリュフが収穫されます。
オーストラリア、ニュージーランド、更に南米チリや南アフリカ産もあります。
特にオーストラリアは土壌と気候が合うことから高品質と評価されており、弊社もオーストラリアのものを採用しております。
9月末から年末に掛けては、チベット産の黒トリュフを取り扱いしています。
こちらは現地の検疫所から、欧州産の冬黒トリュフと同一品種（Tuber Melanosporumメラノスポルム種）と認定されており、恐らく国内では弊社のみが取り扱いしている希少な黒トリュフです。
白トリュフは人工栽培ができず、希少性が高くなっており、乱獲を防ぐため厳格に法律で収穫方法が定められております。
イタリア各地で収穫はされるのですが、年々収穫量は減少し、毎週毎週需給バランスによりかなり単価が乱高下します。
弊社ではイタリアの白トリュフハンターのネットワークを独自に開拓し、安定して他社より低価格・高品質なものを輸入できる様に努めています。
敢えて白トリュフの名産地である高額なアルバ産は使用せず、同等品質の他州と提携して仕入れております。
